SUCCESS CONSULTING

　過去、何十もの新規事業の立ち上げや、人材育成に携わってきた中で生き残った新規事業に共通するポイントと、日本経済の動向から見えるリスクを回避するポイントを合わせたものが以下の５つです。

 

１．要望なマーケットであること。
２．低投資であること。
３．顧客増やす仕組みノウハウがしっかりしていること。
４．人材を育成する体制が整っていること。
５．出店できる物件が豊富に見つかること。

 

１．要望なマーケットであること。

　市場が拡大しているか。もしくは他の市場を取り込むことができる市場へ参入することが大変重要です。一般的に縮小傾向の市場に参入した場合は立ち上がるまでの多くの時間がかかってきるために従業員が疲弊する可能性が低くありません。

　同じ努力なら報われやすい市場が伸びている分野に参入すべきと考えます。

 

２．低投資であること。

　ここでの低投資とは1,000万円以下の投資を指しております。世の中には1,000万円以下のビジネスも１億以上のビジネスは巨万とありますが、当然投資が低ければ戻りも低く、投資が高ければ戻りも大きいが当たり前で、投資が低く戻りが大きいのビジネスはありません。（仮にあっても大きなリスクをかかえることになります。）投資が低ければそれだけリスクも低くなります。ROI（投資収益率が３３％）が一応の目安ではないかと思えます。

 

３．顧客増やす仕組みノウハウがしっかりしていること。

　安定的に利益を生み出すビジネスであれば、時間経過と共に必ず競合するビジネスが生まれます。競合が現れても魅力的な商品・サービスを開発して新たな顧客を増やせる仕組みとノウハウが必要不可欠となってきます。

 

４．人材を育成する体制が整っていること。

おなじ事業を取り組んでも、人が違うだけで売上が２〜３倍かわることはざらにあります。売れても売れなくとも「◎◎さんだから仕方ない」などど属人的なことに留めるのではなく、売れる人の「何故売れるか」を体系化し、誰でもできるようにするのが人材育成であるべきです。

５．出店できる物件が豊富に見つかること。

出店を伴う新規事業の場合、出店のネックとなるのが物件であり、物件が見つかりやすい というのが事業の展開スピードを決するといっても過言でありません。